製品紹介
マイクロフィルター の製品は静かに、
大切な仕事をしています。
金属の粉末を融点より低い温度で焼き固めたものを
『焼結金属』と呼びます。
「3次元(3D)の孔(あな)があいた金属体」
金属粉末を「焼き固める」技術により、強度があり、3次元(3D)の無数の貫通孔を有する多孔質金属体を
私たちマイクロフィルター株式会社は製造しています。
材料粉末を型に充填し(圧縮)成形します。
焼結炉で加熱し焼結(結合)させ検査などを行い完成となります。
ステンレス焼結金属フィルター製造プロセス一例
均等に圧縮
2、プレス成形
温度と時間をかけて固め
真空内で処理
3、焼結
完成
4、検査/完成
(※ブロンズはプレス成形を行わず、型に材料充填後型ごと焼結をします。)
はっ水性
耐熱性
耐候性
良好な通気特性
耐食性
「強度」と「高い濾過(ろか)精度」の合わせ技が可能です
金属粉末を原料とするため耐熱性・耐寒性、熱衝撃性にも優れています。
対応温度範囲 ■ブロンズ:-160℃~300℃ ■ステンレス:-160℃~600℃)
三次元に構成された無数の貫通孔により高いろ過性能が得られます。
「洗浄することにより繰り返し使用が可能!」
ろ紙などとは違い、ある程度の洗浄で再利用が可能になります。
「優れた加工性」
金属体であるため、切削や接合(溶接、ろう付、かしめ等)が容易にできます。
「多孔質金属体(無数の貫通孔を有する金属体)の量産対応」
自動化された成形プロセスと4基の真空炉を活用し量産に対応します。
「気体を通し液体をはじくコート処理も可能」
はっ水性のある樹脂が多孔質体内部にわたり微量に付着し、
通気性能の低下がほとんどなく、はっ水性を発揮することができます。
「安定した品質」
統合品質管理システムにより合理化された検査体制と
独自の品質管理手法により安定した品質による製品の供給を実現します。
また従業員の品質意識向上を目的として、
工場従業員に対して品質管理検定(QC検定)の資格取得を推奨しており、
現在、工場の全従業員が品質管理検定(QC検定)の資格を保有しております。
また、検査員は国家資格である機械検査技能士の資格を保有しております。
巾広い分野のさまざまな場所で活躍する
マイクロフィルター
ステンレスやブロンズなどの粉粒体を、焼結して製造する高精度焼結金属フィルターは、
種々の成形法により、大きさや形状もさまざまなニーズに対応することができます。
水分を除去しながら
通気を確保したい
高圧な環境で使用したい
(高い差圧に適する形状の安定性)
過酷な温度環境下で使用したい
耐食性を高めたい
ステンレス・ブロンズの金属の特性を活かし、強度・熱衝撃性に強いフィルターを国内で製造。
鉄道車両用のフィルターとして長年の実績と品質に自信があります。
多種多様な業界で採用を頂いております。
熱衝撃に強い 耐熱・耐寒性が高い 撥水性を付加することが可能
「試作」・「小ロット生産」・「カスタマイズ」等柔軟に対応します。
ステンレス
・高い寸法精度とともに密度バラツキの少ない量産が可能
・空隙率(密度)の変更が可能(これによる流量の調整可能)
・小口径長尺や大口径のシームレス(溶接無)品の製作が可能
ご要望のエレメント形状に対して、3つの成形方法(プレス、CIP、押出成形)で対応致します。
ブロンズ
・テーパ付きやワッフル型なども製作可能
・形状設計の自由度が高い
・変色対策としてのメッキ処理も可能
粗粉と微粉の同時焼結が可能で、焼結後に端部微粉部を切削仕上げすることで、より良好な寸法精度とシール性を得られます。
異物除去
流体中から
異物を除去します
Yチリコシ
ユニオンチリコシ
MGF5-4
ML701
M5070
※カットモデル
クリアフィルター
ステンレス焼結フィルターエレメント
ステンレスイレギュラー粉を原料に空隙率のカスタマイズが 可能でそれにより、強度を高めたり、流量の調整対応が可能です。
ブロンズ焼結フィルターエレメント
ブロンズ球体粉を原料にあらゆる形状にカスタマイズ 可能です。粗粉と微粉の同時焼結が可能で、焼結後に 端部微粉部を切削仕上げすることで、より良好な寸法 精度とシール性を得ることが可能です。
見えない場所で人知れず大きな仕事をしている、
マイクロフィルターの高いスキルにご注目ください。
材料粉
1、材料粉末計量